(手前から)2種類の塩を添えたサトイモの素揚げ、イワシの実山椒(さんしょう)煮、ゴルゴンゾーラとリンゴ、ベビーリーフの山椒ドレッシングサラダ=2014年12月17日、東京都渋谷区(寺河内美奈撮影)【拡大】
毎日の食卓を彩る家庭料理では、いつも特別な食材や技術を使えるわけではありません。でも、とっておきの香味や調味料があれば、一気に味が引き立つ。それがうれしいところですね。
≪調味料 多彩な個性≫
未来へと伝えたい香味・調味料はほかにも全国にたくさんあります。
福井市「麩市」の「地がらし」(1)は、辛子を種ごと挽いたもので、風味が強く、後から辛味が追いかけます。広島県呉市「きぢ醤油」の「うすむらさき」(2)はうま味も味も濃厚なうすくちしょうゆ。新潟県妙高市「かんずり」の「吟醸生かんずり6年仕込み」(3)は唐辛子とこうじなどを合わせて寝かせた新潟県の伝統的な調味料。甘みのある辛さで、鍋や唐揚げなどの薬味に最適です。樹齢100年を超える枯木柚子からできた神戸市東灘区「カネトシ」の「手しぼり枯木ゆず果汁」(4)と「枯木ゆずこしょう」(5)は味わいも香りも格段に高いのが魅力。青森県南部町「善八」の「八助のしそ漬け」(6)は、梅と交配させたあんずを漬けた物。大粒のフルーティーな梅干しといった味わいで、炒め物などに加えて調味料としても使えます。(取材・構成:塩塚夢/撮影:寺河内美奈/SANKEI EXPRESS)