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世界最大望遠鏡 要に日本の技術 ゼロ膨張ガラス 「宇宙で最初の星」観測目指す (3/3ページ)

2015.1.12 07:50

世界最大の望遠鏡「TMT」の完成イメージ(国立天文台提供)

世界最大の望遠鏡「TMT」の完成イメージ(国立天文台提供)【拡大】

  • 史上最大の望遠鏡「TMT」に用いる特殊ガラス「クリアセラム」。六角形に削った後、492枚を組み合わせて直径30メートルの主鏡をつくりあげる=神奈川県相模原市中央区の特殊ガラスメーカー「オハラ」(小野晋史撮影)

 「人類に貢献、誇り」

 TMT計画を推進する国立天文台の臼田知史教授(46)は「オハラの技術は、ノーベル賞級の発見を目指すTMTが求めた水準を満たしている。日本人同士で意思疎通もしやすい」と採用を歓迎する。オハラの南川弘行・特殊品営業課長(44)は「大型望遠鏡で採用されるガラスは最先端でなければならず、米独2社にようやく追いついた。科学を通じて人類に貢献できることは誇り」と、完成を心待ちにしている。(小野晋史/SANKEI EXPRESS

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