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【逍遥の児】幕末駆け抜けた松下村塾の群像 (2/2ページ)

2015.1.13 10:30

 最後に残ったのが高杉晋作である。いや、天が残したというべきであろう。「動けば雷電の如く」と評された。藩命により上海に渡航。欧米列強の脅威を知る。帰国後、品川の英国公使館を焼討ち。身分を問わず、志ある者は入隊できる奇兵隊を創設した。画期的な武装組織だった。下関を攻撃した4国連合艦隊との談判に臨む。敗軍代表というのに魔王の如く、ふるまったという。真骨頂が「功山寺挙兵」である。長州藩が保守派の支配下に置かれたとき、わずかな兵を率いて決起。保守派政権を打倒した。第2次幕長戦争では幕府軍を撃破している。だが、明治維新を目前にして病気のため、死去した。享年29。

 四天王はことごとく死んだ。20代の若さで。だが、生き残った塾生たちが明治時代を切り開いていった。政界、軍、経済界、教育界などを支えた。伊藤博文は首相となった。昭和の時代まで生き延びた塾生もいる。造船業界で活躍した渡辺蒿蔵(こうぞう)。昭和14年死去。享年97。松下村塾はそれほど遠い存在ではないのだ。(塩塚保/SANKEI EXPRESS

 ■逍遥 気ままにあちこち歩き回ること。

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