ドイツとバイエルンの守護神ノイアーこそ最優秀選手との声は高かった。投票では僅差でメッシにも敗れて3位に終わったが、新時代のGKとして受賞の下馬評も高かった。
ゴール前での無類の強さはもちろん、自陣のすべてをカバーする広い守備範囲がブラジル大会でドイツにW杯をもたらした。高いDFラインを敷けるのも、広い後方をノイアーが一人で全て守りきれるから。加えて長く正確なキックは最後方から直接ゴールアシストも望める。
日本代表のアギーレ監督は2位にノイアーを、主将として投票した本田圭佑は1位にノイアー、ロナルドは3位に投票していた。
忘れがたいのは日本との縁だ。シャルケのGK時代の2011年3月、東日本大震災直後の試合前、同僚DFの内田篤人(あつと)はユニホームの下の白いシャツに「日本の皆へ。少しでも多くの命が救われますように。共に生きよう」と日本語とドイツ語でメッセージを書き込んだ。