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憧れた監督の作品でレッドカーペット 映画「ジミー、野を駆ける伝説」 バリー・ウォードさんインタビュー (2/4ページ)

2015.1.20 09:55

アイルランドの実力派俳優、バリー・ウォードさん=2014年12月10日、東京都中央区(蔵賢斗撮影)

アイルランドの実力派俳優、バリー・ウォードさん=2014年12月10日、東京都中央区(蔵賢斗撮影)【拡大】

  • 映画「ジミー、野を駆ける伝説」(ケン・ローチ監督)。公開中(ロングライド提供)。(C)Sixteen_Jimmy_Limited,Why_Not_Productions,Wild_Bunch,Element_Pictures,France_2_Cinema,Channel_Four_Television_Corporation,the_British_Film_Institute_and_Bord_Scannan_na_hEireann/the_Irish_Film_Board_2014

 ウォードは並み居るライバルたちをどのように押しのけ、主役の座を勝ち取ったのだろう。「ローチ監督はグループオーディションの形式を採り、ディベートを開催しました。とにかくジミーは並外れた調整力を発揮した人物です。私の推測では、参加者たちのまとめ役を担った私の雰囲気が、ローチ監督が考えるジミーのイメージに似ていたようなんです。幸運にも、私とジミーの立ち位置が近かったことが合格に影響したのでしょう」。ウォードは控えめに語った。

 「労働者の手」演出

 役作りで心がけたのは、「アイルランドのチェ・ゲバラ」になることだ。チェ・ゲバラ(1928~67年)といえば、キューバでゲリラ活動を指導したアルゼンチン出身の革命家。「少ない史実から分かったことは、ジミーは反体制的な人物だったということ。実際に彼を『アイルランドのチェ・ゲバラ』と呼ぶ人もいたようです。僕個人は、ジミーに対し、政治の世界を活躍の場とするロックスターというような印象を持ちました。事実、ジミーはアメリカからレコードを持ち帰りました。まるでDJみたいじゃないですか」。自らもDJ経験を持つウォードは声を弾ませた。

教会の権力いまも

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