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Climate Youth Japan 世界にメッセージ発信(下) 海外団体と連携強化 COPに代表派遣 (2/5ページ)

2015.1.21 17:15

「国連気候変動枠組み条約第20回締約国会議」(COP20)に先立って行われた第10回「Conference_of_Youth」(COY10)で、イベントを主催し発表を行った=2014(平成26)年(横浜国立大学_有志学生記者、内藤秀治撮影)

「国連気候変動枠組み条約第20回締約国会議」(COP20)に先立って行われた第10回「Conference_of_Youth」(COY10)で、イベントを主催し発表を行った=2014(平成26)年(横浜国立大学_有志学生記者、内藤秀治撮影)【拡大】

  • 「国連気候変動に関する枠組み条約第20回締約国会議」(COP20)を前に、外務省に声明文を提出した=2014(平成26)年(横浜国立大学_有志学生記者、内藤秀治撮影)
  • 「国連気候変動枠組み条約第20回締約国会議」(COP20)に集まったアジアの若者たち=2014年12月、ペルー・首都リマ(横浜国立大学_有志学生記者、内藤秀治撮影)
  • ペルー・首都リマ

 イベントでスピーカーとして登壇した東京大学工学部4年の北祐樹さん(22)は「各国で事情は違えど、気候変動の影響はどこにでもあるのだということを再認識した。それらにいかに適応していくかが、私たちの世代の最重要課題の一つだと感じた」と語る。

 COPにはアジアからも日本や韓国、中国、台湾、シンガポール、フィリピン、ネパールなど数多くの国・地域からユースが参加。これらアジア諸国をつなぐネットワーク「Asian Youth Climate Network」(AYCN)が組織されている。アジアのユースによる気候変動への取り組みの発展、意識の向上を目的として結成され、これまで各国の活動事例の共有などを行ってきた。

 来年には新たな取り組みとして、「Asian Power Shift」というイベントを開催することを決定し、今回のCOP20で準備段階に移ることができた。Power Shiftとは、アメリカで始まった気候変動問題の解決に向け若い世代が声をあげていくためのイベントだ。気候変動の影響が深刻なアジアのユースが開催することに大きな意義がある。

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