トルコの首都アンカラの空港で、解放された総領事の娘を抱え上げて祝うダウトオール首相=2014年9月20日(ロイター)【拡大】
外務省は、省内で岸田文雄外相を本部長とする緊急対策本部会議を開催した。岸田氏は終了後、記者団に対し「引き続き緊張感を持って対応するよう指示した」と語った。
中谷元(なかたに・げん)防衛相は24日、キャンプ座間(神奈川県座間市など)でブーザー在日米陸軍司令官と会談し、殺害脅迫事件に関し、邦人救出に向けた米国の協力に謝意を表明した。ブーザー氏は「できることは引き続きやっていきたい」と語った。
≪解放の実績と影響力 トルコに望み≫
日本人2人の救出で、イスラム国支配地域に隣接するトルコやヨルダンが、人質解放交渉の仲介役として期待されている。特に、安倍晋三政権とも近いとされるトルコはイスラム国にさまざまなパイプを持ち、人質となった自国民の救出に成功している。ただ、「テロには屈しない」との日本政府の方針と、現実的な交渉との折り合いをどうつけるのか、困難な判断も予想される。