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【取材最前線】「ブレない」というよりも… (1/2ページ)

2015.1.26 14:45

会見を終え、壇上からおりる岡田克也新代表=2015年1月18日午後、東京都千代田区(宮崎裕士撮影)

会見を終え、壇上からおりる岡田克也新代表=2015年1月18日午後、東京都千代田区(宮崎裕士撮影)【拡大】

 「私は原理主義者というニックネームがついている。褒め言葉だと思っているが、私も変わらないといけない」

 民主党の岡田克也氏は18日、都内で開かれた代表選の「最後の訴え」でこう話した。その後、新代表に選ばれた。原理原則を曲げない性格から「原理主義者」と呼ばれるが、「ブレない岡田」は本当だろうか。

 8日の日本記者クラブ主催の討論会。代表選で最大の争点となった野党再編をめぐり、対抗馬の細野豪志(ごうし)氏との暴露合戦が繰り広げられた。

 岡田氏は昨年12月の衆院選前に細野氏らが維新の党などとの新党構想を提案してきたことを突然暴露し、「政治家は自分の言葉に責任を持つべきだ」と細野氏に迫った。だが、その新党構想の“黒幕”は岡田氏の選対事務総長を務めた安住淳国対委員長代理だった。

 細野氏らが岡田氏に新党構想を提案したのは昨年11月19日。解散風が吹き始めた11月上旬から党内でも新党構想が持ち上がり、14日には若手議員が中心となって維新など5党の若手議員を集め、計約40人が新党結成を視野に国会内で気勢を上げた。

細野豪志氏を批判する“支離滅裂”ぶり

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