2014年12月24日、シリア北部ラッカで、イスラム国の兵士らに連行されるヨルダン軍パイロット(中央)。イスラム国系ウェブサイトが公開した。ヨルダンはかねてから、このパイロットとサジダ・リシャウィ死刑囚との交換を模索していたとされる(AP)【拡大】
一方、湯川さんに関しては「遺体を確認したわけではない。殺害を否定する根拠を見いだせていない」と説明し、断定していないことも明らかにした。
イスラム国側はヨルダンで収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を要求している。ヨルダンも空軍パイロットがイスラム国側に人質に取られており、交換が取り沙汰される。日本政府は在ヨルダン日本大使館の現地対策本部を通じ、ヨルダン側に働きかけを強めている。
菅氏は会見で、交渉の状況に関し「ヨルダンをはじめ関係国に懸命にお願いしている」と説明した。ただ政府筋は「日本はあくまでもヨルダンに協力を要請する立場だ」と指摘した。
一方、「イスラム国」が運営するラジオ局アルバヤンは25日、インターネット上にニュース番組を配信し、「イスラム国は日本に最後通告していた日本人の人質1人を殺害した」と伝えた。