ポール_&_ジョー_シスターはカジュアルなパリジェンヌを演出。白いコットンニットのセーター(2万4840円)にオレンジメッシュのスカート(1万7280円)、ブラウスの襟をのぞかせて(2万520円)の襟をのぞかせて=2015年1月14日、東京都中央区銀座(三尾郁恵撮影)【拡大】
「母親の日常」から
ソフィーはパリ大学で経済学を学んだ後、ファッション専門学校を卒業して、両親が経営する高級シャツメーカーに入社。1995年に独立して「ポール & ジョー」を設立。ブランド名は息子2人の名前を取ったもので、「仕事をしていても、心はいつも子供たちのそばにある」とのメッセージが込められているという。商品やデザインのアイデアは、クリエーターで働く母親でもあるソフィー自身の日常から生み出されている。
当初はメンズブランドとしてのスタートで、96年にウィメンズに参入。「シスター」は2006年からで日本には08年に上陸した。「自由でハッピー」なパリジェンヌを演出するための総合ライフスタイルブランドを目指している。そのため衣料以外にも靴やバッグ、時計、アクセサリーや小物、化粧品、文房具など取り扱いを増やしてきた。ルームウエアやタオル、メガネフレーム、傘、水着など日本でも幅広く展開している。現在では欧州各国はじめ米国、英国、ロシア、中東など各国に進出している。