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【イスラム国殺害脅迫】「命弄んでいる」 知人ら怒りと焦り (4/4ページ)

2015.1.29 09:25

イスラム国に拘束されている後藤健二さんの母・石堂(いしどう)順子さんの記者会見には大勢の報道陣が集まった=2015年1月28日、東京都千代田区の参院議員会館(AP)

イスラム国に拘束されている後藤健二さんの母・石堂(いしどう)順子さんの記者会見には大勢の報道陣が集まった=2015年1月28日、東京都千代田区の参院議員会館(AP)【拡大】

  • 人質をめぐる「イスラム国」との関係=2015年1月26日現在。※後藤健二さんの顔写真は、インターネットに公開された画像から
  • イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の活動地域=2015年1月27日現在

 石堂さんは会見冒頭、安倍晋三首相にあてた文書を読み上げ、「健二の命を救ってください。残された時間はわずかです」と救出を訴えた。

 最初の動画公開から1週間以上が経過し、石堂さんの疲労もピークに達しているといい、会見は20分足らずで終了した。石堂さんは最後に「息子が元気に帰りましたら、日本国にお役に立つような人間に成長するように伝えたい」と話し、後藤さん救出への希望を口にした。

 これまでの会見や取材では、後藤さんが幼いころに描いた絵や母の日にもらったメッセージカード、紛争地の子供たちを取材してきた後藤さんの功績などを公開し、真摯(しんし)な人柄を紹介してきた石堂さん。28日未明にはイスラム国に対し「健二は悪意をもっていない。何か悪いことをしたとしたら母親として謝りたい。どうか息子を助けてください」と訴えていた。

 石堂さんは会見後も、事態の推移を見守るため、首相官邸に近い社民党の福島瑞穂副党首の事務所で待機した。

 焦がれるような思いで吉報を期待したが、外務省の担当者が状況の説明に訪れた以外は動きがなく、午後7時半すぎ、重い足取りで自宅へ。支援者らに「ありがとうございました」とだけ話し、タクシーに乗り込む顔には疲労の色が濃くにじんでいた。(SANKEI EXPRESS

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