サイトマップ RSS

【イスラム国殺害脅迫】ヨルダン、「死刑囚釈放の用意」苦渋決断 パイロット解放条件 (1/3ページ)

2015.1.29 06:40

イスラム国に拘束されているヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉の解放を訴える父親(中央)=2015年1月27日、ヨルダン・首都アンマン(ロイター)

イスラム国に拘束されているヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉の解放を訴える父親(中央)=2015年1月27日、ヨルダン・首都アンマン(ロイター)【拡大】

  • ヨルダンで収監されているサジダ・リシャウィ死刑囚=2006年4月24日、ヨルダン・首都アンマン(ロイター)
  • 人質をめぐる「イスラム国」との関係=2015年1月26日現在。※後藤健二さんの顔写真は、インターネットに公開された画像から
  • イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の活動地域=2015年1月27日現在

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に拘束されているフリージャーナリスト、後藤健二さん(47)とみられる男性の新たな音声付き画像が27日深夜にインターネット上で公開され、男性は「私には24時間しか残されていない」と訴え、ヨルダンで収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚の早期釈放を求めた。さらにイスラム国が拘束しているヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉(26)の殺害も予告。ヨルダン国営テレビは28日、メディア担当相がカサスベ中尉が解放されれば、女死刑囚を釈放する用意があると述べたと報じた。2人を救出できるのか。ヨルダン政府は苦渋の決断を迫られた。

 後藤さんと一括探る

 27日に公開された新たな画像では英語の音声で「これが私の最後のメッセージになると言われた」と述べたうえで、「ヨルダン政府にあらゆる政治的圧力をかけるよう日本政府に言ってほしい。私とサジダ(死刑囚)の交換、1対1の交換だ。ヨルダン政府がこれ以上引き延ばせば、パイロットが死に、私も後に続くことになる」と訴えた。

「ヨルダンの息子」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ