ヨルダン政府は28日に、イスラム国空爆作戦中に搭乗機が墜落し拘束されたカサスベ中尉を解放すれば、女死刑囚を釈放する用意があると表明しており、ギリギリの交渉を続けた。ヨルダンのジュデ外相は米CNNテレビに、後藤さんの解放についてもイスラム国と交渉しているとする一方で、中尉の解放を優先していると強調した。ただ、犯行グループはあくまで後藤さんと女死刑囚の1対1の交換を要求しており、女死刑囚を引き渡しても中尉の解放は保証されていない。ヨルダン国内では、中尉の解放を優先すべきだとの声が一段と高まっている。
中尉の父親のサフィさんは28日、首都アンマンの王宮前で息子の解放を求める集会に参加した後、アブドラ国王に会い、一層の解放努力を求めた。サフィさんがAP通信に語ったところによると、国王は「すべては大丈夫だろう」と述べたという。