サイトマップ RSS

絆つなげ 宮城の「今」を聞く(下) 地域活性化へ チャレンジ後押し (3/4ページ)

2015.2.3 15:10

「地域の活性化に外部の人を巻き込むことが大切だ」と話すアスエノキボウ代表理事、小松洋介さん(左)=宮城県牡鹿郡女川町(中央大学_有志学生記者撮影)

「地域の活性化に外部の人を巻き込むことが大切だ」と話すアスエノキボウ代表理事、小松洋介さん(左)=宮城県牡鹿郡女川町(中央大学_有志学生記者撮影)【拡大】

  • 「母親と子供の居場所を作りたい」と話す通称・ママカフェの店長、浜名康恵さん=宮城県石巻市(中央大学_有志学生記者撮影)
  • 宮城県石巻市、牡鹿郡女川町

 ≪「Cafe butterfly」店長 浜名康恵さん 不安を癒やす 母と子の居場所≫

 JR石巻駅の近くにある「Cafe butterfly」(通称・ママカフェ)には、震災で集まる場所がなくなってしまった母親と子供たちが訪れる。赤ちゃん用のベッドやおむつ替えシート、絵本などが完備されていて、自由に子供を遊ばせ、母親同士で子育ての情報交換などもできる。親子で楽しく安心して滞在できるのが魅力で、ほとんどのお客さんがリピーターになるそうだ。

 ママカフェは、石巻市内で活動している「石巻復興支援ネットワークやっぺす」が考案した。被災者と同じ目線で復興支援を行うことを目的に設立された団体で、後回しにされがちな子育て支援に力を入れてきた。

 「孤独感を感じたり、思いっきり遊べる場所がなくて困ったりしているお母さんと子供の両方に楽しんでもらえる憩いの場所を作ろうと考えた」と、店長の浜名康恵さん(35)は話す。

 石巻では震災で公園や文化施設が減ってしまい、まだまだ母親と子供の居場所作りが必要だという。そこで、カフェを開きたい人が一日店長を体験できるようにし、「経営の担い手の育成」に力を入れている。また、親子パン教室など、地域の人と一緒に協力して行うイベントも多く開催している。

愛されるカフェを目指して

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ