直接通達に「やむを得ない」
日本協会は2日夜に告発受理を確認。3日午前の緊急会議で契約解除を決め、会長が直接通達した。アギーレ監督は「やむを得ない。分かりました」と答え、「日本代表チームの将来に幸運を祈っています」などとコメントしたという。
ブラジル大会での1次リーグ敗退を受け、日本協会はイタリア出身のアルベルト・ザッケローニ前監督の後任としメキシコ出身のアギーレ監督を招聘(しょうへい)した。しかし、先月、オーストラリアで行われた2連覇のかかるアジア・カップでは準々決勝でアラブ首長国連邦(UAE)に敗れていた。
大仁会長は、アギーレ監督の活動に支障が出ることを解任理由に挙げたが、それならこれまでにも手を打つタイミングは何度もあった。昨年9月に疑惑が報じられ、12月には検察当局が告発。それでも、協会側は情報収集を理由に決断を先送りしてきた。協会は、W杯後の4年間を4分割し、アジア杯までを「チームのベース作り」(霜田正浩強化担当技術委員長)としていた。本来なら、これからは新しい戦力を発掘するステップへと進むはずだった。霜田委員長は「プランはプラン。軌道修正するときにそれがぶれないようにしないといけない」というが、W杯予選が目前に迫る中で、6カ月のチーム作りは水の泡となり、一から始めないといけなくなった。