加藤前支局長は今月6日、韓国当局による出国禁止の延長措置は違法であるとして、黄教安(ファン・ギョアン)法相に対し措置の取り消しを求める行政訴訟を起こすとともに、行政訴訟の判決が確定するまで執行の停止を求める仮処分を申し立てていた。
加藤前支局長の出国禁止をめぐっては、ソウル中央地検が昨年8月7日付で禁止措置を取って以降、8回延長されており、加藤前支局長は現在、少なくとも4月15日まで出国できない状況に置かれている。(ソウル 藤本欣也/SANKEI EXPRESS)
外務省の川村泰久報道官は13日、記者団に「報道・表現の自由と日韓関係の観点から極めて遺憾だ。韓国側が何の措置もとらず、事態が何ら改善していないことは誠に残念で、引き続き適切な対応を求めていく」と述べた。(SANKEI EXPRESS)