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ソニー、音響・映像事業を分社化 半導体・娯楽主力に 営業益5000億円目標 (1/3ページ)

2015.2.19 10:50

新たな中期経営方針を発表するソニーの平井一夫社長=2015年2月18日、東京都港区のソニー本社(小野淳一撮影)

新たな中期経営方針を発表するソニーの平井一夫社長=2015年2月18日、東京都港区のソニー本社(小野淳一撮影)【拡大】

 ソニーは18日、携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」に代表される音響・映像(AV)機器事業を本体から切り離し、10月1日をめどに子会社化すると発表した。中期経営方針に盛り込んだ。代わりとなる収益の柱には半導体やゲーム機、映画、音楽を位置付けた。

 AV事業の需要の大幅な拡大は見込めないと判断した。経営を独立させることにより、経費削減や迅速な判断の徹底を目指し、黒字を着実に確保する狙いがある。

 ソニーは、2014年7月にテレビ事業を同様に分社化している。創業精神を受け継ぐ電機事業から距離を置く姿勢が、一段と鮮明になった。

 分社化の対象のウォークマンやブルーレイディスク(BD)プレーヤーといった製品は、ほぼ全てを海外で生産している。国内拠点の再編はない見通しだ。

 東京都内で記者会見した平井一夫社長は「(批判や失敗を)恐れず変革し、高収益企業の実現を目指す」と述べ、経営トップ続投への意欲を強調した。構造改革に取り組んできた吉田憲一郎最高財務責任者(CFO)と、半導体事業を担う鈴木智行執行役が、ともに4月1日付で副社長に昇格する人事も発表した。

平井一夫社長「危機感を持って商品出すため」

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