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戦後70年談話有識者会議 座長に西室氏 人選配慮 未来志向へ「軟着陸」狙う (3/4ページ)

2015.2.20 09:35

衆院予算委員会で民主党の岡田克也代表の質問に答える安倍晋三(しんぞう)首相。戦後70年談話に関する有識者会議では、さまざまな視点からの議論を尽くすことで、与党内や与論の理解を深めていく構えだ=2015年2月19日午後、国会・衆院第1委員室(酒巻俊介撮影)

衆院予算委員会で民主党の岡田克也代表の質問に答える安倍晋三(しんぞう)首相。戦後70年談話に関する有識者会議では、さまざまな視点からの議論を尽くすことで、与党内や与論の理解を深めていく構えだ=2015年2月19日午後、国会・衆院第1委員室(酒巻俊介撮影)【拡大】

  • 日本郵政社長の西室泰三氏=2013年7月24日、東京都千代田区(大山実撮影)
  • 国際大学長の北岡伸一氏=2012年9月17日、奈良県奈良市(渡邊大輔撮影)
  • 「20世紀を振り返り21世紀の世界秩序と日本の役割を構想するための有識者懇談会(21世紀構想懇談会)」のメンバー(五十音順、敬称略)=2015年2月19日、政府発表。※安倍晋三(しんぞう)首相が今夏に発表する戦後70年談話に関する有識者会議の名称

 首相は、民主党政権下の2012年8月の産経新聞単独インタビューで、過去の植民地支配と侵略を謝罪した戦後50年の「村山富市首相談話」に関し「(河野洋平官房長官談話なども含め)全ての談話を見直す必要がある。新たな政府見解を出すべきだ」と明言。12年12月に首相就任後は、歴代内閣の歴史認識を「全体として引き継いでいく」とトーンダウンさせたが、「首相の本音が村山談話の見直しなのは変わっていない」(周辺)という。

 首相の強い意志

 首相が強い意欲を持つ政策を実現させるため、首相が活用しているのが今回の21世紀構想懇のような有識者会議だ。短兵急に物事を進めた第1次政権の反省を踏まえ、有識者会議でさまざまに議論をさせながら、与党内や世論の理解を深めていく手法だ。昨年7月の集団的自衛権の行使容認の閣議決定前にも「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会(安保法制懇)」で前さばきの議論をさせ、とりまとめを実現した。

「議論をリードしながら、思想信条の異なるメンバーの意見をまとめていく」

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