支援延長についてギリシャは6カ月を申請したが、4カ月に短縮された。
ギリシャは1次リストで、富裕層への増税や脱税対策強化などを提示する可能性があるが、厳格な「緊縮派」のドイツは不十分だとして圧力をかけるとみられる。ロイター通信によると、リストに疑念がある場合には、財務相会合を24日に再び開くことも想定されているという。(共同/SANKEI EXPRESS)
≪険しい再建への道 問われる本気度≫
「反緊縮」を掲げてギリシャ国民の支持を獲得したチプラス政権は、支援の4カ月延長合意を「成果」と強調する。米国の株式市場も好感するが、財政再建への道はなお険しい。「緊縮から成長」の路線転換に理解を示す欧州連合(EU)内の一部勢力からも見放されれば、市場を混乱に陥れることになる。
「改革」は不透明
国民を苦しめた増税や年金削減などの「火山政策(財政緊縮策)は解消された」。ギリシャ政府は会合後、こう強調した。しかし、チプラス政権は延長合意と引き換えに財政再建に向けた「改革案」を債権者のEUや国際通貨基金(IMF)に提示しなければならない。