記者会見で、AV事業の分社化について説明するソニーの平井一夫社長=2015年2月18日、東京都港区(ロイター)【拡大】
Q 売却を検討している事業はあるのですか
A 競争が激しいスマホとテレビ事業は、商品や販売地域を絞って、利益の確保を優先します。その上で、平井一夫社長は、見通しが立たなければ「売却や提携も視野に入れていかないといけない」と話しています。「VAIO(バイオ)」で知られるパソコン事業はすでに株式の大半を売却しました。
Q 売却せずに力を入れる事業は
A 半導体、ゲーム機、映画、音楽部門を、成長を牽引(けんいん)する事業に位置付けています。積極的に投資し、利益の拡大を目指します。
Q 分社化のデメリットは
A 必ずしも業績が良くなるとは限らず、グループ全体の意思統一が難しくなる恐れもあります。各事業の責任は明確になりますが、本社の首脳陣の責任が不透明になりかねません。ソニーは昨年、上場以来初の無配を決めましたが、その経営責任はあいまいになっているとの指摘があります。