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ウクライナ危機で登用された2人の元政治家  (4/4ページ)

2015.2.24 11:00

8月17日、ウクライナの首都キエフで、ペトロ・ポロシェンコ大統領から諮問機関の議長に任命されたことを示す身分証明書を報道陣に見せる、グルジアのミハイル・サーカシビリ前大統領。前代未聞の登用は紛争当事者たちを驚かせた=2015年(ロイター)

8月17日、ウクライナの首都キエフで、ペトロ・ポロシェンコ大統領から諮問機関の議長に任命されたことを示す身分証明書を報道陣に見せる、グルジアのミハイル・サーカシビリ前大統領。前代未聞の登用は紛争当事者たちを驚かせた=2015年(ロイター)【拡大】

  • ウクライナ・ドネツク州デバリツェボ=2015年2月16日現在。※英BBCの資料を基に作成

 2月13日、モスクワで行われたプーチン氏肝煎りの危機対策会合で、前財務相のアレクセイ・クドリン氏(54)が閣僚らがずらりと顔をそろえた9人の委員のうち唯一民間から選ばれ、出席したのである。プーチン氏と昵懇(じっこん)の仲であるクドリン氏は防衛費の支出増大に反対し11年9月に財務相を辞任。以来、政権の経済政策を批判する「インナー・サークル」としての専門家の役割を担ってきた。

 2月15日付の英字紙モスクワタイムズは「危機が深まるにつれて、クドリン氏の存在が脚光を浴びている」と報道。今後の経済政策でクドリン氏の役割は重要さを増してくる、と指摘した。これまで政権の要職復帰をかたくなに固持してきたクドリン氏が、プーチン氏の要請を受け入れたのは、それだけロシア経済の状況が切羽詰まってきたことを意味する。

 サーカシビリ、クドリン両氏は政治家としての出自や性格も、それぞれに与えられている役割も全く違うが、ウクライナ情勢の進展で、今後、国内外で言動が注目されるのは間違いない。(国際アナリスト EX/SANKEI EXPRESS

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