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ウクライナ政変1年 国家分断、経済破綻 疲弊する国民 (1/4ページ)

2015.2.22 07:30

ウクライナの首都キエフで開かれたデモの犠牲者の追悼集会で花をささげて祈る女性=2015年2月20日(AP)

ウクライナの首都キエフで開かれたデモの犠牲者の追悼集会で花をささげて祈る女性=2015年2月20日(AP)【拡大】

  • ウクライナ・ルガンスク州、ドネツク州=2015年2月15日現在。※英BBCの資料を基に作成

 ウクライナで親欧米派市民が街頭デモによりロシア寄りのヤヌコビッチ前政権を倒して23日で1年となる。親欧米政権を確立したものの、反発したロシアに南部クリミア半島を編入され、東部は親ロシア派武装組織が蜂起し独立を主張、国家は分断状態に陥った。終わりの見えない紛争に、破綻状態に陥った経済と危機は深まる。

 増え続ける犠牲者

 デモでは治安部隊との衝突で市民100人以上が死亡した。その後始まった東部の紛争は停戦合意後も収拾せず、5600人を超えた犠牲者は今も連日増え続けている。事実上軍事介入したロシアがどこに着地点を見いだすのかが不透明で、国民の間では疲弊感も漂う。

 戦費の増大で、以前から不安定だった国家財政はデフォルト(債務不履行)の瀬戸際に陥った。国際通貨基金(IMF)の金融支援など国際社会の助けを借りて立て直しを図るが、世界最悪レベルの汚職体質や非効率な政府・民間の体制改革は紛争の陰に隠れてあまり進んでいない。

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