紛争地に近い東部ハリコフの仮設住宅に妻や親族と避難しているエフゲニー・ブルダさん(84)は昨年8月の夜、就寝中にドネツクの自宅の脇で爆発が起きた。「ドーンと魂が破られるような大きな音だった」。床が揺れ、窓ガラスは割れて扉が壊れた。着の身着のまま飛び出し、通りかかった車に乗り込んで逃げた。ブルダさんは「将来は分からない。何も分からない中で生きている」と目を潤ませる。
ロシアへの警戒心が高まる首都キエフでは、幹線道路に大きなブロックが置かれ、検問所設置の準備が進む。アンドレイさん(37)は「誰かが止めなければキエフまで(ロシア軍が)来るかもしれない」と話した。(共同/SANKEI EXPRESS)
≪外相が来月訪日 紛争解決・ロシア対応協議≫
ウクライナのクリムキン外相が3月1~3日に来日し、岸田文雄外相と会談する予定であることが21日、分かった。キエフと東京の関係筋が明らかにした。ウクライナ閣僚の来日は、昨年2月の政変などに始まるウクライナ危機後初めてで、先進7カ国(G7)の一角である日本との連携強化が狙い。プーチン大統領の訪日をめぐり調整を続けるロシアは、外相会談を注視する構えだ。