≪「許せない」献花絶えず≫
「あまりにもひどい」「許せない」。上村(うえむら)遼太さんの遺体が発見された現場は、27日夕方になっても献花に訪れる人が絶えず、涙ながらに冥福を祈った。
「かわいそうでならない」。遺体が見つかった川崎市の多摩川河川敷。上村さんの小学校時代の同級生で、別の中学に通う女子生徒(13)は花束を供えて手を合わせた。「一緒に遊んだ思い出や笑顔が頭に浮かんできた」と涙をこぼした。
上村さんが住んでいた島根県・隠岐諸島の住民も戻ることのない笑顔を思い出し、悲しみに沈んだ。
島根半島から北に約60キロの日本海に浮かぶ隠岐諸島・西ノ島。上村さんは5歳の時、神奈川県から家族で移住してきた。小学6年まで通っていた西ノ島小の金築康治校長は27日朝、事件が動いたことを知ったが、「ショックの大きさは変わらない。遼太は帰ってこない」と悔しさをにじませた。
上村さんと釣り仲間だった中2の男子生徒(14)の父親は「息子は『痛ましい』とすごく落ち込んでいる。自分の子のようにかわいがっていたので、犯人を許せない」と涙を流した。(SANKEI EXPRESS)