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盲導犬 もっと知って(下) 活躍しやすい環境を…陰で支える (3/5ページ)

2015.3.5 15:15

チャリティーコンサートの協賛を通じ、盲導犬の活動を支援する秋山哲男さん=2014(平成26)年11月6日(関西大学、有志学生記者撮影)

チャリティーコンサートの協賛を通じ、盲導犬の活動を支援する秋山哲男さん=2014(平成26)年11月6日(関西大学、有志学生記者撮影)【拡大】

  • 盲導犬支援の募金活動にボランティアで参加する大野和子さん(左)=2014(平成26)年10月25日(関西大学、有志学生記者撮影)
  • 関西大学で障害学について教える講師の倉本智明さん=2014(平成26)年11月18日、大阪府(関西大学、有志学生記者撮影)

 一日の募金活動で集まるのは7000円ほど。「それならわざわざ一日中募金活動をしなくても、大野さんが7000円を寄付したらいいじゃない」と周囲に言われることもあるというが、大野さんにとって、募金活動に参加することと寄付は全く違う。「この年になっていうのもなんだけど、募金活動で社会勉強をさせてもらっている。お金を寄付するのは簡単だが、体を使って活動することで新たな発見がたくさんある」と、やりがいを感じている。

 ≪無意識のうちに差別や偏見 関大社会学部非常勤講師 倉本智明さん≫

 「盲導犬の問題に限らず、社会の人々は無意識のうちに差別や偏見を持つことがある」と語るのは、関西大学社会学部で障害学を教える非常勤講師の倉本智明さん。倉本さんは20代半ばで視力が低下し、現在は白杖を使って生活している。

 近年、「障害」を「障がい」と表記することが増えている。これは「害」という文字が持つネガティブなイメージを避けようという考えからきている。

障害者のできることは格段に増えている

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