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【笑顔泥棒~ガールズフォト講座】伝統文化を再確認 (1/6ページ)

2015.3.9 18:10

引きで撮ると小さすぎて、柄がよく分かりませんので、ダイナミックにグラスに寄り、カットされた柄をよく見てもらいたいという思いで撮影しました=2015年2月17日(須藤夕子さん撮影)

引きで撮ると小さすぎて、柄がよく分かりませんので、ダイナミックにグラスに寄り、カットされた柄をよく見てもらいたいという思いで撮影しました=2015年2月17日(須藤夕子さん撮影)【拡大】

  • 紅色のグラスを前にボカし、瑠璃色のグラスを強調させるように撮りました。ガラス製品を撮る場合、下もガラスにすると相性が良いでしょう=2015年2月17日(須藤夕子さん撮影)
  • 光をあてることによって下にできた写り込みを見逃してはいけません。この場合、写り込みよりもグラスの方にピントが合いやすくなるので、最初に下にピントを合わせてから画角を作るようにしましょう=2015年2月17日(須藤夕子さん撮影)
  • 3つのグラスを近づけておいて、上からのぞき込むように撮りました。グラスのふちよりも内側の柄にピントを合わせることで幻想的なイメージを出しました=2015年2月17日(須藤夕子さん撮影)
  • 縦に長いものは、ほとんどの場合、縦に撮る方が収まりの良い構図になります。紅を手前に持ってきて、後ろのグラスと重ねて撮影しました=2015年2月17日(須藤夕子さん撮影)
  • オレンジ色のライトがグラスを照らして黄金色に輝いていたので、金色に近いように設定しました。ホワイトバランスはオートよりも曇りや日陰にする方が黄金色になるので、曇りに設定しました=2015年2月17日(須藤夕子さん撮影)
  • 【私のイチオシ】写真展「Audrey_Hepburn」。(東京)3月29日まで開催(提供写真)
  • 【工房紹介】「江戸切子の店_華硝」__3代目になる熊倉隆行さん(中央)と職人さんたちを笑顔泥棒しました。お店では、ワークショップを定期的に開催、江戸切子作り体験をしてみませんか?=2015年2月17日、東京都江東区(須藤夕子さん撮影)。www.edokiriko.co.jp
  • 【工房紹介】「江戸切子の店_華硝」__看板猫の華ちゃんは、いつもお店にいます。猫の寝顔写真も撮れますので、遊びにいってみてはいかがでしょうか?=2015年2月17日、東京都江東区(須藤夕子さん撮影)。www.edokiriko.co.jp

 江戸切子の工房へ撮影に行ってきました。ガラスをダイヤモンドの刃で削るという単純な作業ですが、とても人間が作り上げたようには見えないほど正確で繊細です。目で見るよりもカメラのレンズを通してみると、その繊細さがよりよくわかり、職人の思いが伝わってきます。自宅の奥に眠っている江戸切子を出して撮影し、日本の伝統文化の素晴らしさを再確認してみるのはいかがでしょうか?

 ≪柄が引き立つ角度を選んで≫

 江戸切子の柄には、菊花、ササの葉、亀甲、魚子など、見れば「なるほど」と思う柄の名が付けられています。その柄をより引き立てるような角度を選び、グラスや透明なものは逆光で撮る方がよいでしょう。これは小さなおちょこで「麻の葉」という柄です。引きで撮ると小さすぎて、柄がよく分かりませんので、ダイナミックにグラスに寄り、カットされた柄をよく見てもらいたいという思いで撮影しました。

 【Data】

・カメラは全てCanon EOS-1D X

・絞り        2.8

・シャッタースピード 1/50

・ISO       800

・WB        AWB

背景はシンプルに

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