レイプ事件を題材にしたドキュメンタリー映画「インドの娘」が放映される予定だった「国際女性デー」の3月8日、首都ニューデリーでは、犯行グループの1人で映画のインタビューで暴言を吐いた被告の人形が焼かれた=2015年、インド(AP)【拡大】
今回の放送禁止は言論の自由を侵害しているとの批判の声も上がっている。ところが、いまや規制すれば、規制の対象となった作品などがかえって話題になる。「インドの娘」もその例にもれず、動画サイトなどで拡散し続けている。3月6日付米紙ニューヨーク・タイムズの記事は、あるインド人記者の言葉を引用して、インド政府を「映画の最大のプロモーター(推進者)」と皮肉った。(国際アナリストEX/SANKEI EXPRESS)