難民の流入によってヨルダンの公立学校では子供の数が著しく増えている。通常は1クラス30人で多いほうだが、今は50人のクラスも見かける。また、授業を午前と午後の2部制に分け、授業を1コマ約30分に短縮して対応している。
このような環境では、子供たちが十分に勉強することはできず、教員も子供たち一人一人に目を配る余裕がない。また、悲惨な光景を目の当たりにしたせいか、シリアから逃れてきた子供たちは、大きな音におびえたり、ナイフを振り回したりするという話も耳にする。そして、難民であるがゆえに、いじめにあったり差別されたりするケースも少なくない。
ワールド・ビジョン・ジャパンは、ジャパン・プラットフォームと連携し、ヨルダンにある公立学校で補習授業を実施している。ヨルダン人、シリア人の子供たちを放課後に受け入れ、算数、アラビア語、英語の補習を行う。授業の終わりには、みんなでゲームやお絵かきをするレクリエーションの時間も設けている。また、保護者に対しては子供の保護の研修や話し合いの時間を設けている。