中国東部の浙江省杭州で、体育の授業中にサッカーに興じる小学生たち。中国は今後2年で2万校のサッカー学校を設立して若い優れた才能を発掘し、W杯制覇への夢に近づこうとしている=2015年3月18日(AP)【拡大】
W杯優勝に言及
総合プランの中では、習氏の「3つ夢」の(1)と(2)の実現については明記されたが、W杯優勝は記述が見送られた。しかし、習氏は訪中した各国外交団との会談などで、これまでに何度も「個人的な夢」として中国のW杯制覇について言及していることが中国メディアでも報じられており、優勝まで視野に入れていることは間違いない。
習氏は自身が主宰する共産党の「全面的な改革深化のための指導グループ」の会議で先月、「中華民族の偉大なる復興の実現という『中国の夢』はスポーツ強国の夢と密接な関係がある。そして、サッカーの発展と振興こそはスポーツ強国を建設する上で必然的な要求だ」と力説したとされる。
ただ、中国男子代表の現在のFIFA(国際サッカー連盟)世界ランキングは83位(日本は53位)。過去のW杯出場は、2002年の日韓大会一度だけで、この時は3試合で1点も取れずに1次リーグで敗退した。夢を見るのは勝手だからどうぞご自由に、とでも言いたくなるが、当の中国は政府のみならず、国民も自信ありげだ。