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印「ラーマ・ナバミ」のお祭り 古代の叙事詩 主人公の誕生日 (1/2ページ)

2015.4.6 15:55

ヒンズー教の祭り「ラーマ・ナバミ」の期間中、生きた女神「クマリ」としてあがめられる少女たち=2015年3月28日、インド・西ベンガル州コルカタ(AP)

ヒンズー教の祭り「ラーマ・ナバミ」の期間中、生きた女神「クマリ」としてあがめられる少女たち=2015年3月28日、インド・西ベンガル州コルカタ(AP)【拡大】

  • ヒンズー教の祭り「ラーマ・ナバミ」で、巨大なラーマ王子の像(青い像)の回りを取り囲む信者たち=2015年3月28日、インド・テランガーナ州ハイデラバード(AP)
  • 祭りの行列に参加する踊り子たち=2015年3月28日、インド・首都ニューデリー(ロイター)
  • アイスクリームを食べるあどけない少女は、実は「クマリ」として人々から崇拝を集める=2015年3月28日、インド・西ベンガル州コルカタ(AP)
  • 生きた女神「クマリ」に選ばれた少女はその印として手の平を赤く染める=2015年3月28日、インド・西ベンガル州コルカタ(AP)
  • 祭りで、祈りを捧げながらスチール棒を頬に貫通させるヒンズー教信者の少年=2015年3月28日、インド・マハーラーシュトラ州ムンバイ市(AP)

 ≪「理想の生き方」静かに祈り≫

 古代インドの長編叙事詩「ラーマーヤナ」の主人公、ラーマ王子の誕生日を祝う祭り「Ram Navami(ラーマ・ナバミ)」がインド全土で盛大に行われた。ヒンズー教の暦で3月あるいは4月の新月の日から9日目がその誕生の日とされ、今年は3月28日がそれにあたった。

 新月からの9日間は、寺院や「アシュラム」と呼ばれるヨガなどの精神的修行をする道場で「ラーマーヤナ」が詠み上げられ、あちこちで講話が開かれる。敬虔(けいけん)な信者の多くはこの期間断食をして過ごすという。

 また、この日はラーマ王子と妃のシータ姫の結婚記念日としても知られ、多くの家庭は2人の像を飾って家族一緒に祈りをささげるという。

 「ラーマーヤナ」は、邦訳が「ラーマ王行状記」。紀元前にサンスクリット語で書かれ、全7巻、4万8000行に及ぶ。コーサラ国のラーマ王子が、誘拐された妻、シータ姫を救い出す愛と冒険の物語だ。

ヒンズー教の最高神、ビシュヌ神の化身

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