成田空港で開業した格安航空会社(LCC)専用「第3旅客ターミナル」。コスト削減のため、天井はむき出しで、電子案内板などもない。代わりに、陸上トラックのようなレーンを設け誘導する工夫が施されていた=2015年4月8日、千葉県成田市(蔵賢斗撮影)【拡大】
台頭著しいアジアの主要空港とのハブ(中核)空港の座をめぐる競争にも直面している。成田と羽田を合わせた国際線旅客数は、2011年に韓国の仁川空港やタイのバンコク空港に逆転され、香港空港、シンガポールのチャンギ空港を含めたアジアの主要5空港の中で最下位に転落した。
NAAの夏目誠社長は「LCCは、フルサービスの航空会社と並ぶ一つの大きな柱」と話す。成田の旅客便全体に占めるLCCの割合は、13年冬ダイヤの11.5%から、今年夏ダイヤでは24.1%に拡大した。LCC誘致をさらに加速させ、旅客や航空会社から「選ばれる空港」を目指す。(SANKEI EXPRESS)