サイトマップ RSS

【両陛下パラオご訪問】ペリリュー島慰霊碑ご供花 両陛下、平和へ「不変の覚悟」 (3/3ページ)

2015.4.10 09:05

「西太平洋戦没者の碑」に供花した後、アンガウル島(写真奥)をみつめられる天皇、皇后両陛下。これに続いて、深々と頭を下げられた=2015年4月9日午前、パラオ・ペリリュー島(代表撮影)

「西太平洋戦没者の碑」に供花した後、アンガウル島(写真奥)をみつめられる天皇、皇后両陛下。これに続いて、深々と頭を下げられた=2015年4月9日午前、パラオ・ペリリュー島(代表撮影)【拡大】

  • パラオ共和国・ペリリュー島
  • パラオ共和国・ペリリュー島の主な慰霊碑など

 陛下は皇太子時代から「日本には忘れてはならない4つの日がある」として広島、長崎の原爆の日(8月6、9日)、沖縄戦(6月23日)、終戦の日(8月15日)を挙げ、戦後50年を迎えた即位後の1995(平成7)年、広島、長崎、沖縄、東京・下町の戦地を巡る初めての「慰霊の旅」を行われた。

 次いで、そのお心は「祖国を守るべく戦地に赴き、帰らぬ身となった人々のこと」(8日のパラオ訪問ご出発前のお言葉)に向けられる。そこで戦後60年に果たされたのが、米自治領サイパン島での初めての海外ご慰霊だった。

 だが、側近の一人が「陛下のお気持ちは不変」と語る通り、そのほかの島々での戦没者への思いも持ち続けられた。

 宮内庁幹部は「サイパンの後にパラオを、パラオが終わっても、次のことをお考えになっている。両陛下の戦没者慰霊のお気持ちに“ゴール”はない」という。「1つの集大成」(側近)だったといえるパラオご訪問だが、今回を一区切りとしながらも、両陛下は今後も絶えず、慰霊の形を模索されているのではないか。

 両陛下は9日夜、パラオ国際空港から民間チャーター機で帰国された。(SANKEI EXPRESS

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ