精巧に複製されたショーベ洞窟の壁画。この写真には欧州では絶滅したサイが描かれている。展示館では野生の牛や馬など400点にも及ぶ壁画が実物と同じように配置されている=2015年4月10日、フランス(AP)【拡大】
実物は非公開
この奇跡的に保存されていた先史時代のアート作品が外気との接触で劣化しないよう、フランス政府は洞窟の一般公開を見送り、限られた研究者だけが調査を続けてきた。
今回完成した展示館は本物の洞窟から約2キロ離れた山中にフランス政府が5600万ユーロ(約68億8000万円)かけて建設したもので、仏グラフィックアーティストのジル・トセロさんが実物を忠実に模写した壁画をみることができる。
森で遊んでいた子供たちが偶然、野生の牛などが描かれた壁画を発見したことで知られるフランス南西部のラスコー洞窟を複製した展示館には年間30万人が訪れており、地元ではショーベ洞窟の展示館がそれを上回るアミューズメント施設になると期待している。(SANKEI EXPRESS)