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【統一地方選】北海道・大分「対決型」 与党が制す 知事選、すべて現職 (2/4ページ)

2015.4.13 09:30

北海道知事選で当選を決め、支援者らに囲まれて万歳する現職の高橋はるみ氏=2015年4月12日、北海道札幌市(共同)

北海道知事選で当選を決め、支援者らに囲まれて万歳する現職の高橋はるみ氏=2015年4月12日、北海道札幌市(共同)【拡大】

 民主党が「不戦敗」した2知事選は、三重の鈴木英敬氏(40)が再選。島根の溝口善兵衛氏(69)が3選した。

 政令市長選では、与野党の相乗りとなった相模原で加山俊夫氏(70)が3選し、広島の松井一実氏(62)が再選した。浜松は鈴木康友氏(57)が共産系候補を退け、3選を果たした。新人対決となった札幌では、民主党などが推す秋元氏が知名度の高い前市長との連携で幅広い支持を集め、道知事選を制した自民党に一矢を報いた。

 41道府県議選の総定数は2284。自民党は12日午後8時すぎの段階で山形、富山、佐賀で過半数獲得を決めた。民主党は、改選前の314議席の上積みを狙った。

 ≪自民 「負の連鎖」断ち切る≫

 自民党は、統一地方選前半戦の10道県知事選に全勝し、昨年来の滋賀、沖縄、佐賀各県の知事選敗北という「負の連鎖」を断ち切ることができた。野党系との対決型が少なかった分、高揚感は乏しい。この勢いを来年夏の参院選につなげたい考えだが、地方の地盤強化の余地は残っている。

北海道、大分県、奈良県の3知事選を重点選挙

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