サイトマップ RSS

芯の強い私らしいエポニーヌにしたい 舞台「レ・ミゼラブル」 平野綾さんインタビュー (2/3ページ)

2015.4.13 16:05

「谷崎潤一郎と江戸川乱歩が好き」と文学マニアでもある平野綾さん=2015年4月3日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)

「谷崎潤一郎と江戸川乱歩が好き」と文学マニアでもある平野綾さん=2015年4月3日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)【拡大】

 役柄は資料や映像で徹底的に研究する。「いままでの役が私の中に生きている。今回はそれを生かした私らしいエポニーヌにしたい。ただかわいそうなだけではない、けなげに生きていて諦めない、芯の強さを表現したい」と話す。

 2012年に公開された英国制作の映画版の大ヒットは記憶に新しい。映画の影響もあって、前回は戦闘シーンなどでリアルな表現が追求された。今回は、人物の内面をより深掘りすることに重きが置かれている。「エポニーヌはガサツな部分が減るかも。弱い部分もあるのに、強い部分を自分で示すところが私っぽい、と言っちゃうような。どんな状況でも食らいついていく姿勢は、自分の地でできるかもしれません」

 チャレンジ精神前面に

 活動の原点は幼少時に住んだニューヨークで、家族と一緒に見たブロードウェーミュージカルの、おぼろげな記憶に遡(さかのぼ)る。「非日常だったけど、もしかしたら自分でも手が届くかもという憧れ。いつかあそこに行きたい」と、本場の舞台に立つ夢を持つ。

 最近のミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」では湖の貴婦人役で、アドリブで歌うことを覚えた。「まずは譜面通りに歌うのが基本。でも自分なりの感情や表現で好きに歌える、という勉強ができて新鮮でした」

「アウトプットは多いのにインプットできないのが悩み」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ