矛盾に満ちた中国のアピールに対し、英紙ガーディアン(電子版、4月5日)は社説で「極めて異常なのは、女性活動家らを拘束したのと同時に、中国が男女平等の進展を呼びかけていることだ」と批判した。
社説はさらに、拘束された5人は、単に、ビラやステッカーを配布しようとしただけだとして、「政府の政策に挑戦したわけではないし、天安門事件やチベット問題といった敏感な問題に触れようとしたわけでもない。法律の順守を追求したに過ぎない」と指摘し、当局の“過剰反応”を非難した。
最も乱用されやすい罪名
5人の拘束期間は1カ月を超えたが、4月上旬の時点では、正式な逮捕や起訴はされていないもようだ。