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マスターズゴルフ 聖地18番で主役「継承」 (3/4ページ)

2015.4.15 12:30

最終日18番でウイニングパットを決め、万感の思いで腰を折るジョーダン・スピース。テキサスの先輩、ベン・クレンショーの名シーンを思いだす=2015年4月12日、米ジョージア州オーガスタ(AP)

最終日18番でウイニングパットを決め、万感の思いで腰を折るジョーダン・スピース。テキサスの先輩、ベン・クレンショーの名シーンを思いだす=2015年4月12日、米ジョージア州オーガスタ(AP)【拡大】

  • 練習ランドで深い緑の13番を歩く3人。(左から)ベン・クレンショー、タイガー・ウッズ、そして大会を制したジョーダン・スピース=2015年4月8日、米ジョージア州オーガスタ(ロイター)
  • 夢のグリーンジャケットを昨年の覇者、ババ・ワトソンに着せてもらうジョーダン・スピース=2015年4月12日、米ジョージア州オーガスタ(ロイター)
  • 「ミスター・ジェントル」と呼ばれたベン・クレンショーがマスターズを去った=2015年4月10日、米ジョージア州オーガスタ(AP)
  • これが復帰戦のタイガー・ウッズ。マスターズにはやはり赤い勝負服の彼が必要だ=2015年4月12日、米ジョージア州オーガスタ(AP)
  • 松山英樹は最終日66の最少スコアで追い上げ、5位に入った。来年こそは=2015年4月12日、米ジョージア州オーガスタ(AP)

 ≪さよならベン、おかえりタイガー≫

 今大会の主役は、もちろん優勝したスピースである。通算18アンダーは「不滅」といわれたタイガー・ウッズの記録に並び、21歳8カ月の優勝はウッズの21歳3カ月に次ぐ史上2番目の年少優勝記録だ。

 もう一人の主役は、そのウッズ。最少スコア記録でスピースに並ばれたウッズは、腰痛による2カ月の休養を挟んだ復帰戦だった。すでに39歳。オーガスタでの復帰戦を周囲は不安視したが、最終日まで戦って通算5アンダーの17位はまずまずだろう。最終日13番のイーグルなど随所に「らしさ」もあり、「メジャーでこれだけ戦えたことは誇りに思う。しばらく休んでもう一度、しっかりと調整する」と前を向いた。

 2人を上回る歓声を受けたのは、63歳のベン・クレンショーだった。1984、95年と2度のマスターズを制し、「ミスター・ジェントル」とも呼ばれて選手の尊敬を集めた彼にとって、これが最後のマスターズだった。

 決勝ラウンドには進めなかったが、キャディーとの抱擁で涙を流すと、パトロンは総立ちで温かい拍手を送った。

常に紳士的、勝負を捨てないクレンショー

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