HIV/AIDSの予防啓発をしているNPO法人「akta」の佐久間久弘さんもスタッフとして参加。新宿2丁目のゲイコミニティーの中からコンドームやセクシュアルヘルスの情報を街に届けるDELIVERY BOYSの活動を通じてWarm Blue Day 2015への参加を呼びかけた。「さまざまな人たちが集まり、でっかい真っ青な花火を打ち上げるワクワク感があった」と話す。「当日は障がいや生きづらさを抱えた人たち、そしてその家族や友人、国籍やセクシュアリティーも超えて本当にMAZEKOZEですてきな1日だった」
Warm Blue Day 2015は、青いアイテムを身に着けるだけで誰でも参加できる。身に着けていなくても、青い缶バッジやリボンなどをプレゼントしてもらい、移動する人が一緒に街をブルーに染めていく。そして、ブルーや4月2日の意味を自然に考える。今日はいろんな人が歩いている。普段会わない人たち。自閉症の人はもちろん、白杖を持った人、手話で話す人、義足の人、車いすの人、知的ハンディキャップのある人、ダウン症の人、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)などセクシュアルマイノリティーの人、ドラァグクイーン、立派なヒゲをはやしミニスカートをはいたセクシュアルがわからない人、肌の色が黒い人、コスプレの人、ゴスロリファッションの人…。私たちはすでに多様な人たちと一緒に暮らしている。でも、なぜ、普段はそうじゃないんだろう?