チャキチャキの関西弁トークが炸裂する大谷貴子さんと一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづる。臍帯血バンク(産婦から提供される臍帯血を白血病などの治療に斡旋する活動)の啓発も行っている=2015年1月15日(小野寺宏友さん撮影、提供写真)【拡大】
タカちゃんこと大谷貴子さんは1986年、25歳の時に慢性骨髄性白血病を発病。88年1月に骨髄移植を受けるまでの2年間、「移植が必要なのにドナーがいない」「ドナーがいる人は助かるのに、いない人は助からない」という厳しい現実に直面し、闘病を続けながら日本骨髄バンクの立ち上げに貢献した立役者だ。今も日々忙しく啓発活動に駆け回り、その活動は着実に実を結びつつある。
うれしいニュース
タカちゃんから「これまでの苦悩と頑張りが実を結んだ」というニュースが飛び込んできた。メールでのやりとりだったが、ハグをしながら飛び跳ねたくなるような感動だ。12年前、17歳で卵子凍結をした白血病の少女が骨髄移植をして元気になり、成長して結婚。そして凍結卵子で妊娠、出産したというのだ。
骨髄移植を受ければ、命がつながるチャンスを得ることができる。が、あらゆる後遺症も想定しなければならない。その一つに、生殖機能の不全がある。抗がん剤の副作用で卵子・精子がダメージを受け、男女とも不妊になる可能性が高いのだ。けれどもそのことは以前まで、ほとんど問題視されてこなかった。