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【にほんのものづくり物語】日本酒「吉乃川」 (1/5ページ)

2015.4.16 16:45

(日本酒「吉乃川株式会社」提供)

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  • 吉乃川株式会社の水沼果奈(みずぬま・かな)さん(左)と海發葵(かいはつ・あおい)さん=2015年3月31日(提供写真)
  • コスメグッズ「SakeSPA_吉乃川_日本酒_facial_mask」(3枚1セット1200円(税別)、吉乃川株式会社提供)

 ≪伝統に培われた技を新しい発想に生かすと「ものづくり」の可能性が広がる≫

 日本酒を製造する酒蔵が減少の一途をたどっています。戦前には5000以上もあった蔵が今や1500を切っているそうです。酒類の種類が増えたことに加え、日本酒自体の消費量も減少。これではいけない! 和食の世界文化遺産登録をきっかけに、世界を目指す酒蔵が日本酒のイメージアップを図るなど、次世代の日本酒ファン育成を目指す取り組みも始められています。

 今回は、新潟最古の歴史を誇る蔵元吉乃川の、女性による女性のための日本酒応援部活「吉乃川女子部」を訪ねました。

 日本酒の生産量、蔵元数ともに国内ベスト3に入る新潟。長岡市南部に位置する摂田屋地区は、江戸時代から酒・みそ・しょうゆなどの醸造業が集積した醸造の町。長岡市の市街地は太平洋戦争でほとんど焼失したのですが、摂田屋地区は危うく難を逃れ、明治・大正時代の建物が残り、独自の文化・景観を保っています。その一つが天文17年(1548年)から続く蔵元「吉乃川」です。町の中心を流れる信濃川の恵みを受け、地元新潟の酒米「五百万石」「越淡麗」と、蔵の井戸からくみ上げる軟水「天下甘露泉」を仕込み水に使用。杜氏(とうじ)と蔵人の伝統と技によって紡がれてきた日本酒は、数々の品評会で賞を受賞し評価されています。

女性向けのコミュニティー「吉乃川女子部」 部員の8割は地元新潟県民

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