そう考えるとダンス界って、至る所にチャンスが転がっていると思うんですよ。僕が思っているのは、チャンスが転がってきた時にそれをキャッチする人間性や器の準備が必要になるということ。楽しむだけでもいいし、プロを目指してもいいし、関わる形がどうであれ、答えもなければ間違いもない世界ですから、とにかく本気でやってほしいということです。
それはたとえダンスをやめても何かの形で自分の人生の糧になるはずです。良いことも悪いことも仲間だったり自分自身で超えてゆけるようなものをダンスを通じて学んでいくことができれば、その人の人生がより幸せになるはずです。(宮城県出身のダンサー、吉田悠紀/SANKEI EXPRESS)