GATSBY_DANCE_COMPETITION_6th_ASIA_GRAND_FINALで優勝したXtreme_Dancers(フィリピン代表)=2014年3月1日、東京都渋谷区の「O-EAST」(提供写真)【拡大】
【DANCE@EXPRESS】
アジア9カ国においてそれぞれの国と地域で予選を行い、アジアの学生ダンサーの頂点を決める「GATSBY DANCE COMPETITION」が来る3月7日に7回目のファイナルを迎える。今号は、ダンスで結果を競うばかりではなく、言葉を介さないコミュニケーションで交流を深めるという新たな試みにいち早く取りかかったこのイベントをご紹介する。
参加者全員で交流会
毎年、アジア・グランドファイナルの直前に各国の代表が日本に集結し、参加者全員で交流会が行われる。自己紹介とともに自分たちのパフォーマンスの見どころなどを伝えあい、空間を共有するというものだ。
そこに参加するダンサーたちの顔は一様に明るく自信に満ちており、他のアジアの国々にとって、ダンス先進国といわれる日本に呼ばれてコンテストに参加することがいかに喜ばしいことかが見て取れる。そのような、「ダンス」を介して一つのイベントに参加するということ自体で生まれる出演者やオーディエンスを含めた会場の一体感もこの催しならではの醍醐(だいご)味といえる。