投資グループに株式の大半を売却したことを説明するシルク・ドゥ・ソレイユの創業者で大株主のギィー・ラリベルテ氏。中国進出によって、シルクを復活させるための売却だと理解を求めた=2015年4月20日、カナダ・ケベック州モントリオール(AP)【拡大】
さらに「新たな課題に対応するには、シルクだけではどうにもならない」とも述べ、シルクの財務を健全化させるには、外部からの新たな投資が必要との考えを強調した。
これに対し、復星国際の郭広昌(かく・こうしょう)会長(48)は声明で「シルクのパフォーマンスは非常に魅力的で、人々が期待する質の高いコンテンツだ」と絶賛。「われわれには中国の生活様式に定着するビジネスの推進によって、世界的なリーダーになるという目標がある」と述べ、シルクのブランド力を生かした中国での本格展開に意欲を見せた。
詳細は明かされていないが、TPGが株式全体の6割、復星国際が2割、そしてシルクの本拠地モントリオールを有するケベック州の資産運用会社が、シルクの本社とクリエーティブチームがカナダにとどまることを条件に株式の1割を取得。ラリベルテ氏も株式の1割を保有し続け、今後も「戦略面やクリエーティブ面での助言」を続ける。