投資グループに株式の大半を売却したことを説明するシルク・ドゥ・ソレイユの創業者で大株主のギィー・ラリベルテ氏。中国進出によって、シルクを復活させるための売却だと理解を求めた=2015年4月20日、カナダ・ケベック州モントリオール(AP)【拡大】
4月20日付米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、中国のギャンブラーはラスベガスと違ってショーといった賭け事以外の娯楽に興味を持たないと指摘。さらに、サーカス研究の第一人者であるコンコルディア大(モントリオール)のパトリック・ルルー教授の「中国人は大勢の踊り手が同じ振り付けで正確かつアクロバティックに踊るパフォーマンスを好むが、これはシルクのショーとは異なっている」との意見を紹介した。
「自分自身にさらなるクリエーティブな挑戦を課したい」と語ったラリベルテ氏は、火を食べる芸を得意とした大道芸人から身を起こしたカナダでは立志伝中の人物だ。
創業者による株売却の決断が起死回生のショーを演出できるかどうか、当分目が離せそうにない。(SANKEI EXPRESS)