ミュージカルにダンスの要素も盛り込んだ人気シリーズ「SHOW-ism(ショーイズム)」の8作目「∞/ユイット」が、2月1日から東京・日比谷シアタークリエで上演される。井上芳雄と蘭寿とむを主演に迎え、パリの不思議なホテルに集まる訳ありな人々を描くレビュー仕立てのファンタジー。2010年の初回から脚本・演出を手がける小林香(37)は、かつて日本劇場(日劇)が一世を風靡(ふうび)した「日比谷にレビューを取り戻したい」と意気込む。
新しい魅力引き出す
今回の「SHOW-ism VIII『∞/ユイット』」には、ほか蘭寿と同じ宝塚歌劇団出身の彩吹真央、エンターテインメント集団シルク・ドゥ・ソレイユでクラウン(道化師)を演じていたフィリップ・エマールらが参加。4人のダンサーも加わり、ストーリー性のあるレビューとしての要素が濃くなっている。