アイルランド伝統の手織りのドネガルツイードを織ったチェスターフィールドコート(12万円)。クラシックな装いには革製の手袋が似合う=2015年1月5日、東京都中央区銀座の松屋銀座店(野村成次撮影)【拡大】
【トレンドを着こなそう!】Vol.17
冬本番となり、厚手のコートが欠かせない時期。流行に左右されにくいメンズコートは「いいものを1着買えば10年は活用できる」と東京・松屋銀座のメンズバイヤー、宮崎俊一さんは言う。上質なコートを、スマートにおしゃれに着こなす技を聞いた。
メンズファッションの流行のサイクルは「コートは10年、スーツは5年」と宮崎さんは言う。ともすれば寒さ対策を優先して地味なスタイルになりがちだが、上質な品を選び、小物を組み合わせれば、長くおしゃれを楽しめる良さがある。
毎日着るならウール
まずは松屋オリジナル「N・U・M」ブランドのチェスターフィールドコート。アイルランド伝統のドネガルツイードを、1960年代のヴィンテージものの現物をベースに、オレンジやターコイズ、エメラルドグリーンなど20色以上の糸を選んで織り込んだ、温かみのあるウール100%の手織り素材だ。
往年の品よりウエストを絞っており、着丈は膝が隠れるまで、袖は親指の付け根までの長さがそれぞれちょうどいい。秋口はシャツの上、真冬はニットやスーツの上に羽織れば長い期間で大活躍。ビジネスにもカジュアルにも対応可能だ。