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【佐藤優の地球を斬る】ドローン 過小評価せず対策と開発を (3/3ページ)

2015.4.27 16:45

首相官邸の屋上で見つかった無人小型機「ドローン」(左の段ボールの下)=2015年4月22日午前、東京都千代田区(共同)

首相官邸の屋上で見つかった無人小型機「ドローン」(左の段ボールの下)=2015年4月22日午前、東京都千代田区(共同)【拡大】

  • 作家、元外務省主任分析官の佐藤優(まさる)さん=2014年3月20日、東京都新宿区(大里直也撮影)

 日本では、ドローンの軍事的、経済的、社会的意義が過小評価されている。米国の軍事ジャーナリスト、リチャード・ウィッテル著(赤根洋子訳)『無人暗殺機ドローンの誕生』(文芸春秋)を読むと、ドローンが戦争の仕組みを全面的に変える重要な兵器であることがわかる。本国にある安全な基地から、人工衛星を用いてドローンによって標的を偵察したり、攻撃したりすることが可能だ。日本が高性能のドローンを保有するようになれば、味方の人的被害を一切考慮せずに、中国の航空母艦を沈めることができるようになる。高度なドローンを持つ国が覇権を握ることになる。他方、ドローンをテロリストが運営するようになると、国民生活に甚大な被害を及ぼす危険がある。今回の事件については、前にも述べたように米国とイスラエルの専門家の協力を得て、真相究明と再発防止措置に努めるべきだ。それとともに日本も本格的にUAVの開発を進めるべきである。(作家・元外務省主任分析官 佐藤優(まさる)/SANKEI EXPRESS

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