アメリカの南北戦争(1861~65年)の頃、アン・ジャービスという女性がウェストバージニア州で「母の仕事の日」と称して、敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善するための活動を行いました。アン・ジャービスが亡くなってから2年後の1907年5月12日、娘のアンナは亡き母をしのんで教会で記念会を開催し、母が好きであった白いカーネーションを配ったので、これが「母の日」の起源とされ、白いカーネーションが母の日のシンボルとなりました。
当初は母親が健在な人は赤いカーネーションを、母親が故人である人は白いカーネーションを自分の胸に飾っていましたが、やがて母親本人にカーネーションを贈る習慣へと変化していったのです。
花言葉は母の日にふさわしく「無垢(むく)で深い愛」です。そもそもカーネーションは地中海沿岸原産の多年草です。日本へは江戸時代に渡来し、長い歴史の中で品種交配が盛んにおこなわれ、多様な品種群が作出されました。花の種類も非常に多く、園芸品種は3万を超えるほど膨大です。
タイプ別にすると「スタンダード カーネーション」、「スプレー カーネーション」、「ポット カーネーション」に大別されます。