会合で話すギリシャのヤニス・バルファキス財務相=2015年4月24日、ラトビア・首都リガ(AP)【拡大】
EU譲歩の気配なし
EU側に譲歩の気配はない。財務相会合では交渉が間に合わず、ギリシャがデフォルトした場合の「プランB」を検討すべきだとの意見も上がった。ギリシャがユーロ圏を離脱しても欧州に「深刻な影響はない」(ショイブレ独財務相)との認識があるためだ。
しかし、想定外にリスクが拡大する恐れは否めず、ジェイコブ・ルー米財務長官(59)は「合意に失敗すれば、世界経済の不安定さを増大させる」と懸念を表明している。(ベルリン 宮下日出男/SANKEI EXPRESS)
≪デフォルト、ユーロ離脱 市場も影響読めず≫
外国人投資家が保有するギリシャ債券残高は約430億ユーロ(約5兆5000億円)と2009年比で8割も減少している。ECBの保有分を除くと、民間の保有残高は小さいとみられ、ギリシャのデフォルトで、直ちに市場がパニックに陥るリスクは大きくないとの見方がある。