試合が始まると街角のあちこちから歓声が響いた。市民の一人は「負けてがっかり。でも私の心の中では、彼は今でもチャンピオンだ」と、“国民の拳”と称されるパッキャオ選手をねぎらった。
アキノ大統領もテレビ観戦。「フィリピン人が世界の舞台に立てることを証明してくれた」と国会議員でもあるパッキャオ選手の健闘をたたえた。ラシエルダ大統領府報道官は「彼はポイントを稼ぐためではなく、尊厳のために戦った。そして世界の人々の心をとりこにした」と話した。(共同/SANKEI EXPRESS)
≪観客1万6000人 セレブ、日本から来たファン≫
「世紀の対決」の会場となったMGMグランドは約1万6000人の観客の興奮で包まれた。米メディアの予想では、ファイトマネーはメイウェザー選手が1億8000万ドル(約216億円)、パッキャオ選手も1億ドル(約120億円)を優に超え、興業の総収入は4億2000万~4億4000万ドル(約504億~528億円)と巨額だ。